下五島

福江島

五島列島福江島の道の駅 遣唐使ふるさと館の展望台

五島列島福江島にある道の駅、遣唐使ふるさと館。五島のお土産の販売やレストランを完備している。しかし、ここにはもうひとつ穴場があった。それは周辺を見渡せる展望台。あまり知られていない展望台を紹介しよう。 遣唐使ふるさと館の展望台からの眺め 五島列島福江島の三井楽町にある道の駅、遣唐使ふるさと館。五島列島にある唯一の道の駅の施設だ。この遣唐使ふるさと館は、五島の物産販売やレストランなどがあり観光客や地...
福江島

五島列島名物 五島いものルーツを語る顕彰碑

五島列島の名物にかんころ餅や芋焼酎などがあるが、福江島にさつまいもが渡ってきた歴史を示す碑が建っている。現在の五島いものルーツを知ることができる五島さつまいもの顕彰碑を紹介しよう。 田原伝吉が鹿児島より持ち込み田中庄三郎が発展させた五島いも 福江島に現在の五島芋の苗の元になったのが持ち込まれたのは江戸末期にさかのぼる。それ以前にもいもの栽培は行われていたが、育てるのに十分できる環境になかった。新た...
福江島

五島列島福江島の可愛い魚が描かれている神社 蛭子宮

五島列島福江島富江にある神社に神額に可愛い魚が描かれているところがある。他ではあまり見かけない神社に魚が刻まれているという蛭子宮を訪ねてみた。 漁の神様を祀っているから魚が描かれている!? 福江島富江にある蛭子宮の神額にはなんと魚が描かれている。鳥居に神社の名前が刻まれている板を神額と呼ぶが、通常は神社の名前だけが書かれている。そこになんと魚が刻まれているという。 こちらがその魚が描かれているとい...
福江島

五島列島福江島 三井楽教会近くにある嶽家牢屋敷跡地

五島列島にはキリシタン弾圧の跡地が教会のある場所の近くに点在する。その中のひとつが福江島にある嶽家牢屋敷跡地だ。三井楽教会近くのあまり目立たない場所にあるキリシタン弾圧跡地。三井楽教会を見学した後には併せて見ておきたい場所。 三井楽で信者を投獄した嶽家牢屋敷跡地 福江島の三井楽にある嶽家牢屋敷跡地は、明治元年に信者がいることが見つかりひとりの信者の宅地に投獄した場所だ。その跡地が保存され碑が建てら...
福江島

五島列島福江島でチリンチリンアイスを売る BABY QOO 堂崎家

五島列島福江島の堂崎教会入り口前にあるBABY QOOは名物のチリンチリンアイスを売るお店。ファッション雑誌のワンカットのような雰囲気のあるお店とアイスを売る看板娘も有名。ここのチリンチリンアイスを食べにBABY QOO行ってきた。 長崎名物チリンチリンアイスを堂崎で食べる 堂崎教会の入り口に至る一本道を歩いて行くと、左手に手書きの看板が見えてくる。そこがBABY QOOだ。ここの名物なのが長崎発...
福江島

五島列島福江島の珊瑚で栄えた富江町

五島列島の福江島にある富江町は珊瑚で栄えた町。富江の町にはいたるところに珊瑚がモチーフになったものがある。珊瑚の資料館や珊瑚に関する碑など富江町の珊瑚について訪ねてみた。 富江町は珊瑚であふれている 明治19年に男女群島沖で珊瑚が見つかって以来、富江町では珊瑚細工で栄えてきた。現在はその珊瑚細工もかつてほどの勢いはみられないが、いまでも富江町は珊瑚を誇りとしている。 富江町のトレードマークは珊瑚の...
福江島

五島列島福江島に残る潜伏キリシタン跡地巡り

五島列島では2018年に長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産として登録された。しかし、注目を浴びるのは教会群に集中している。ここでは福江島に残る教会以外の潜伏キリシタンの跡地を訪問しまとめてみた。ダークツーリズムの一環としても注目したい遺跡群。 潜伏キリシタンとかくれキリシタンの違い 潜伏キリシタンとかくれキリシタンというワードの違いについてだけ書いておこう。潜伏もかくれも同じ意味とし...
福江島

五島列島福江島が北限の希少な植物 タヌキアヤメ

五島列島の福江島が育つ北限地という希少な植物がタヌキアヤメ。福江島でも限られた場所でしか生育が確認されていない貴重な植物を紹介しよう。 タヌキアヤメは湿地が好きな熱帯植物 タヌキアヤメは熱帯の植物で日本で生育できるのは福江島が北限地と言われている。湿地を好み、高さ1メートルほどに伸びて花を咲かせる。 タヌキアヤメが群生している湿地。それぞり群れて育っている。この場所ではタヌキアヤメを自生を保護する...
福江島

五島列島福江島にある大きなアコウの木 4選

五島列島の神社や学校には大木が植えられている。それらの木のひとつがアコウの木だ。五島列島では各所で見かけるアコウの木。ここでは福江島にある大きなアコウの木を樫之浦、玉之浦、富江小、盈進小から4本を選んで訪ねてみた。 樫之浦のアコウ 福江島にあるアコウの木のまず一本目は、樫之浦にある木。九州でも最大級とも言われている大きさを誇る。幹の太さは15メートル以上ある。 うっそうと茂っているアコウの木。一体...
福江島

五島列島福江島にある滝 ドンドン渕

五島列島福江島で有名な滝と言えばドンドン渕。ドンドン渕という一見滝を想像しにくい名称だが、れっきとした滝の名前。福江島の地元の子どもたちの夏の水遊びの場にもなっているくらい人気のあるスポット。もちろん見学するのにもおすすめの場所だ。 ドンドン渕の名の由来はドンドンと響く音 ドンドン渕の名前の由来だが、勢いよく滝から流れ落ちる水が岩にぶつかり「ドンドン」という音を立てるというところからついたそうだ。...
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五島列島福江島にポッカリと穴の開いた島 ホゲ島

五島列島の福江島にはポッカリと穴が開いた島があるのをご存じだろうか。あまりにきれいな形の穴が開いているので初めて見たときには驚くほど。ホゲ島と呼ばれる穴のある島を訪ねてみた。 ホゲ島は釣りの名所でもある島 福江島にある穴の開いた島はホゲ島と呼ばれる。あまりにきれいな形で島の中央部に穴が開いている。この島は穴が開いていることでも知られているが、釣りの名所としても知られる場所。 こちらがホゲ島。向こう...
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五島列島福江島に残る最古の漁法 スケ網

五島列島福江島には浅瀬を利用した原始的漁法の跡地が現存している。スケ網(あん)と呼ばれる漁法で潮の満ち引きを利用した単純な漁法。現在に残る昔ながらの漁法跡地を訪ねてみた。 スケ網は自然の摂理を利用した漁 スケ網またはスケアンと表記されるこの漁法は、潮の満ち引きを使った漁法だ。満潮のときに入ってきた魚を干潮で海水が引いたときに堤防の中に取り残された魚を取るという原始的な方法。しかし、現在でも利用でき...
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五島列島福江島の鬼岳天文台

五島列島のような離島から見る星空はさぞかしきれいに見えるのだろうと期待する方も多いはず。その期待通り五島列島からは都市部からみるよりは断然きれいな星空が望める。星空をより楽しく詳細に観察するために福江島には天文台がある。だけでも気軽に利用できる鬼岳天文台を紹介しよう。 福江島シンボルの鬼岳にある天文台 鬼岳天文台はその名の通り、福江島にある鬼岳にある。鬼岳は、福江島のシンボルともなっている山。芝生...
福江島

五島列島福江島にある史跡 勘次ヶ城

五島列島福江島にある勘次ヶ城と書くとどこかの藩の城郭かと思ってしまうが、江戸末期に大工だった男が住んでいたと言われる場所の石塁のことを指す。摩訶不思議な言い伝えの伝説が残る海岸沿いのサイクリングコースにある五島の史跡を紹介しよう。 大工の勘次が住んでいたので勘次ヶ城 江戸末期に大工だった勘次という男がこの石塁のある場所に住んでいて、「ここは河童と一緒に作った石塁だ」語っていたと言い伝えられていると...
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五島列島の潜伏キリシタンが入れられた楠原牢屋跡

五島列島の潜伏キリシタンの歴史を知るときに当時信者たちが受けた迫害についても目を背けることはできない。その迫害の跡地もいくつか五島列島には残っている。そのうちのひとつである楠原牢屋跡を訪ねてみた。 楠原教会近くにある復元された牢屋跡 福江島にある楠原教会から400メートルほど離れたところに楠原牢屋跡はある。ここは、信者であった狩浦喜代助の自宅を牢として改造して使ったもの。一度は解体されているが現在...
福江島

世界遺産も作った教会建築のパイオニア 鉄川与助の五島列島にある教会

五島列島にある教会群のうち代表的な教会の建築に携わったのが鉄川与助だ。鉄川与助は教会建築のパイオニアとも称された人物。世界遺産に登録された五島列島にある4教会のうち3教会は鉄川与助による建築だ。五島列島に現存する鉄川与助が建てた教会を紹介しよう。 鉄川与助のプロフィール 鉄川与助は、1879年(明治12年)長崎県南松浦郡魚目村(現在の新上五島町)の出身。父親が大工の棟梁で与助も高等小学校を卒業後に...
福江島

五島航路を結ぶフェリー 太古

博多港から福江港までの五島列島の航路を結んでいる定期フェリー太古。博多港から船で五島列島に行く場合にはこの航路で行くことになる。この航路を結ぶフェリー太古の内部を紹介する。 野母商船 フェリー太古 フェリー太古を運行しているのは野母商船。大正5年に創業された長崎市に本社のある老舗の海運会社だ。博多港から福江島までの間の寄港地は下記のようになっている。 フェリー太古(公式サイト) 博多-宇久-小値賀...
福江島

五島列島福江島にある明国人ために作った中国風井戸 六角井

五島列島福江島には、明国から来ていた貿易商のために掘らせた中国風の井戸が残っている。六角井(ろっかくいど)と呼ばれている史跡だ。 六角井は500年近く前に作られた井戸 天文9年(1540年)に東シナ海で活躍していた明国の貿易商が宇久盛定に通商を求めてきた。当時財政難だった藩は、貿易商に住居を与え飲み水や船舶用の水を得るための井戸を掘らせた。そのときの井戸が六角井だ。 六角井は、五島市の住宅街の一角...
福江島

五島列島の海辺に咲く花 ハマユウ

五島列島を回っているとよく見る花がある。それがハマユウだ。特に海岸の近くで見かけるので島の花といったイメージが強いハマユウを紹介しよう。 ハマユウの花言葉は汚れのない ハマユウは、ヒガンバナ科の多年草。水はけが良く日あたりの良い場所で育つ。花を咲かせるのは、年平均気温15℃の地が北限とされている。暖かいところに育つ花だ。ハマユウは五島市の花として指定されている。 ハマユウが花を咲かせるのは夏の時期...
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五島列島福江島にある富江藩陣屋の石蔵

五島列島の福江島にあった富江藩が持っていた石蔵が現存している。富江藩陣屋の石蔵を紹介しよう。 現在でも頑丈な陣屋の石蔵 1661年に五島藩より三千石を与えられた富江藩。その富江藩が設けた陣屋のなかの石蔵の外壁が現存している。 富江陣屋石蔵への案内標識。福江島の富江の中心地にくるとこの標識が見えてくる。 当時の富江陣屋の略図。現在は石蔵しか残ってないが、陣屋全体は相当な規模を誇っていた。 陣屋の石蔵...
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五島列島福江島で椿オイル製品をつくるお店 椿乃

五島列島は椿の花が有名。福江島ではその椿から取れるオイルを使って多彩な椿グッズが作られている。そのなかでもスキンケア用オイルやつばき茶などを製造しているお店「椿乃」を訪ねてきた。 椿の種から取れるオイルはスキンケアや食用に 五島列島は椿の島だ。島内には至る場所に椿が植えられている。椿オイルは椿の種子から搾り取り作られている。 椿乃のロゴマーク。福江島にお店を構えている。 椿の種。この種を絞ることで...
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五島列島にレベル5の大雨特別警報が発令

2019年7月20日に台風5号の影響による大雨特別警報が五島列島に出された。猛烈な雨に見舞われた五島市の様子をレポートする。 台風5号により初のレベル5の警報発令 大型の台風5号が2019年7月20日に朝鮮半島の西にあり、その台風から暖かく湿った空気が入り込み、五島列島付近には「線状降水帯」が発生し大雨をもたらした。五島市では1時間に100ミリを超す雨を観測し、レベル5となる大雨特別警報が出された...
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五島列島福江島にある荒川温泉

五島列島にも温泉はある。福江島にあるのが荒川温泉だ。五島に来てふらりと温泉に入りに行く、そんな旅のスタイルも可能だ。それでは福江島の温泉地を紹介しよう。 古くからあった荒川温泉 荒川温泉の歴史は諸説あるようで、温泉自体の記録というのは安政3年(1856年)というものが最も古いそうだ。明治の頃から荒川では温泉として使用されていたらしい。昭和30年代ころまでは船の水揚げ場も兼ねていて賑わっていたとのこ...
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五島列島の道路ではカニが横断するって本当!?

五島列島で夏の季節に近づいて来ると道路になにやら小さなものが出現し始める。目を凝らして見るとそれはなんとカニ。五島の道路で見かけるカニとはどんなカニなのか調べてみた。 暗くなり始めると道路を渡るカニが現れる! 夏頃に福江島で車を運転していると道路に小さな生き物が横切るのに気がつく。よく見るとそれはカニ。初めて道路に出現するカニを見たときは、五島列島という島に来たことを実感させてくれた。島に来ている...
福江島

五島列島福江島にある海岸沿いに建つ貝津神社と半泊教会

五島列島は島だけに海沿いに建つ建物は多い。その中でも海岸沿いにある神社と教会をひとつずつピックアップしてみた。街中にある神社や教会に訪れたときとまた違った雰囲気を感じることができるのも島ならではの特徴かもしれない。 海岸沿いにある貝津神社 海岸沿いにある神社なのが貝津神社。五島市の三井楽町にある。お正月には獅子こま舞いが奉納される神社としても知られている。 貝津神社と海岸の位置関係は上の写真のよう...
福江島

五島列島福江島にある遣唐使船をつないだ「ともづな石」

遣唐使船が福江島に立ち寄った際に船をつないだ石が残っているという。ともづな石と呼ばれた日本遺産を訪ねてみた。 遣唐使船をつないでいたと言われている石 五島を経由して唐に渡った遣唐使船。船が停泊したとされているのが「川原の浦」。現在の岐宿にある川原と言われている。そこにある石に船の綱を結んだといわれている石がある。これがともづな石だ。 ともづな石の前にある標識。背景にある道路などは埋め立て地で、遣唐...
福江島

五島福江空港に就航しているメイン飛行機 ボンバルディアDHC-8-200

五島列島への飛行機での玄関先である五島福江空港に就航している航空会社はオリエンタルエアブリッジ。長崎空港と福岡空港から五島福江空港を結んでいる。この就航間でメインで飛んでいる機体がボンバルディアDHC-8-200というプロペラ機だ。五島に飛ぶこの小さなプロペラ機をまとめてみた。 DHC-8-200は、39席の小さなプロペラ機 DHC-8-200は、カナダのボンバルディア・エアロスペース社が製造する...