五島列島福江島の潜伏キリシタン資料館のある 堂崎教会

世界文化遺産に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が登録されて潜伏キリシタンについて詳しく知りたいと興味を持つ方もいることだろう。そんなキリシタンの歴史について見聞を広げることができる教会が福江島にある。それが堂崎教会だ。

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堂崎教会のキリシタン資料館では弾圧の歴史を見ることができる

堂崎教会は他の教会と違う点がある。五島列島の教会を訪ねると教会側の厚意により教会内を見学させてもらえる。しかし、堂崎教会にはキリシタン資料館が常時展示されていて入館するには入館料が必要だ。

他の教会と違って入館料が必要な理由は以下のとおり。堂崎教会は、1908年にできた。堂崎教会の老朽化もあり1968年に堂崎教会と同じ地区に浦頭教会ができ、堂崎教会の信者は新しい教会へ通うようになった。そのため堂崎教会は教会の役目を終えた。関係者の尽力により取り壊しは免れ、現在は資料館としての施設として活用されている。その資料館の見学料として有料になっているというのが理由である。

福江の商店街にある堂崎教会のイラストが描かれたタイル。福江島を代表する教会という意味合いもある。

堂崎教会の駐車場は入り江沿いにある。堂崎教会へはこのまま道を進んでいく。

そして堂崎教会に着く前に見えてくるのが、「BABYQOO堂崎家」。福江島を特集したメディアでもよく登場するカフェ。民宿もやっている。堂崎教会を見学した後にここで一服するのもおすすめ。

堂崎教会の入り口。教会の後ろから入り、入館料はここで支払う。大人300円。

堂崎教会は1974年に長崎県の有形文化財に指定されている。

1908年(明治41年)にペリュー神父の指導の下に現在の聖堂が完成した。このときはまだ修行中だった後に教会建築の父と呼ばれる鉄川与助も加わっていた。赤レンガでできたゴシック様式の教会。内部は、リブ・ボールド天井になっている。

教会の前にある庭には、マルマン神父とペリュー神父の像、奥に見えるヨハネ五島殉教像などが建てられている。

「アルメイダの宣教」のレリーフ。

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