福江島のメインロード国道384号線を走破して撮影してみた。ちょうど福江島を一周する形になっている道路は観光しながらのドライブにも最適。ガイドマップとして384号線のドライブを紹介しよう。
国道384号線は佐世保までつながっている!
福江島を走る国道384号線は、五島市から新上五島町を縦断し佐世保までつながる五島列島の幹線道路だ。海上区間はフェリーでの航路として五島市から佐世保までつながる国道ということになっている。
国道384号線の起点は、五島市富江町。そこから時計回りに福江港前までの道でつながっている。
今回は、福江港からスタートする走路で走ってみた。そのため福江港前には上の写真のように「ここまで」と書かれた標識がある。富江からスタートした場合はここが終点ということになる。
正式には384号線の終点となる福江港前からスタート。ここからしばらくは福江の街中を走る。
しばらく走ると水ノ浦教会が見えてくる。たたずまいが美しいとも評価される水ノ浦教会。
水ノ浦教会は「くちびるに歌を」など映画のロケ地にも度々使われている。車を停めて教会の見学をしてみるのもいい。五島列島ファンのこちらの水ノ浦教会の記事も参考に。
いくつのトンネルを抜けるが、トンネル入り口には五島の郷土品などがレリーフで飾られている。いろいろな種類のレリーフがあるのでトンネルに入る時は左の端をチェックしてみよう。
ずいぶんローカルな風景が続いているがこの辺りはまだ道路は広くて走りやすい。
三井楽にある道の駅「遣唐使ふるさと館」が見えてきた。ここにはトイレも完備しているので営業時間内であれば休憩にいいスポットだ。
この道の駅でおすすめなのが、地元の五島牛乳でつくられた五島牛乳ソフトクリームだ。牛乳の味が濃厚なアイス。福江島でもこの道の駅でしか食べられないのでぜひご賞味を。
三井楽の道の駅からしばらく車を走らせると高浜海水浴場がある。地元の人も絶賛する海岸にもぜひ足を伸ばしてみてほしい。
さらに走る続けていくと玉之浦地区に入ってくる。この辺りからは道幅が狭く、蛇行した道が続いて来るのでスピードをダウンして気を付けて運転したい。海沿いに道が続くところがあるので眺めも良い場所だ。
遠くに見えるのは、津多羅島。いろいろな島も見えてくる。地図を見ながら島の名前を調べてみるの楽しい。
そろそろ道が狭くなってきた。慌てずに運転しよう。
こんなに蛇行したり急なカーブが続いて来る。街灯もないので暗くなってからの運転は特に慎重に。
富江町に入った。富江町は国道384号線の起点のある町。今回は福江から逆回りで走っているので、富江が終点になる。国道384号線のドライブもそろそろ終盤戦に差し掛かってきた。
ローカルな町並みや漁港などが見えてくる。気になるところがあれば、車を停めて眺めてみるのもいい。
富江の中心地を指す標識。もう384号線もラストスパート。
この少し先の交差点のところが国道384号線の起点。これで福江島の384号線は走破したことになる。
国道384号線はぐるりと福江島を回る形で道路があるので、初めて福江島を訪れたひとにもわかりやすい道だ。そしてその周辺にもビーチや教会等見て回るスポットも点在している。福江島ドライブのときの目安として384号線をたどるというのもおすすめ。
384号線の全走路を9分半ほどにまとめた動画もあわせてご覧ください。