五島列島福江島にある富江藩陣屋の石蔵

五島列島の福江島にあった富江藩が持っていた石蔵が現存している。富江藩陣屋の石蔵を紹介しよう。

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現在でも頑丈な陣屋の石蔵

1661年に五島藩より三千石を与えられた富江藩。その富江藩が設けた陣屋のなかの石蔵の外壁が現存している。

富江陣屋石蔵への案内標識。福江島の富江の中心地にくるとこの標識が見えてくる。

当時の富江陣屋の略図。現在は石蔵しか残ってないが、陣屋全体は相当な規模を誇っていた。

陣屋の石蔵が見えてきた。作られてから350年以上経った遺構だ。

玄武岩を使い切込接で積み上げられた石蔵は今でも頑丈。

高さ2メートルの入り口。当時にしては蔵に物を入れやすく高く見積もった高さになっているのだろう。

内部は25メートル×9メートルの大きさ。現在は天井はないが、蔵の大きさなどを実感できる。富江藩は年貢を粟、麦、籾で収めたという。これらの収穫品がこの石蔵に貯蔵されていたのかもしれない。

明治元年に新政府から五島藩と合併するとの指示があり、これに不服をもった領民たちと五島藩の間で一揆が起こる。これが富江騒動と呼ばれている。この騒動の結果、富江藩は消滅している。

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