五島列島の福江島にある奥浦には移住者が始めたお店が向かい合っているところがある。ひとつがカフェでもうひとつが食事処。名前は「ねこたまカフェ」と「ひとてま屋」。名前も似ているがそれぞれ店主も別のお店。同じ場所で開いた二店を訪ねてみた。
オーガニックのねこたまカフェ
ねこたまは、オーガニックの食品などを売るショップとカフェを兼ねているお店。
ねこたまの駐車場前に書かれたイラスト。お店を探すときにこの大きなイラストを目印にするのもいいかも。
道路沿いに見える看板はこちら。
ねこたまは、一軒家の一階が店舗になっている。
店内に入るとピアノが目に入る。ピアノ教室も行われている。また、たまにバンドのライブ演奏も行われることもあるという。
オーガニックの食品や地元で獲れた野菜なども販売している。五島の無農薬野菜もここで入手できる。
ねこたま店主の坂本さん。福江島に移住してきてこのお店を開いた。店内ではカフェを飲みながら自由に過ごしてほしいと語る。飲み物以外にもスコーンやパン類での軽食ランチも提供している。
またWiFiも完備しているので店内でPCなどを使っての作業も可能。ちょっとしたコワーキングスペースとしても使えそう。
ねこたまは、奥浦の入り江沿いに建っている。上の写真は干潮のときなので海水はひいているが満潮時にはお店の手前まで水が入る。ここからの眺めもとてもよい。
満潮時にお店の外側から撮ったところ。潮が入っているときには水辺に浮かぶような状態になる。お店から外の風景も楽しみたいのであれば、潮の満ち引きの時間を確認してから来店するのもいいかもしれない。
お酒も飲めるごはん屋さん、ひとてま屋
ねこたまのほぼ正面にあるのが、ひとてま屋。上の写真がお店の外観だが、注意したいのは店舗には「しらやま」の看板があるのは以前ここで営業していた店舗名。よく見ると手前に「ひとてま屋」の看板がある。店主の肥田さんは、現在は昔の看板をつけたまま営業しているのでお店を探すときは注意してほしいとのこと。
ひとてま屋の店名の由来が書かれていた。「食べるコトは生きるコト」というフレーズはまさにその通り。日々の食事がそのひとを形成していく。なにを食べるかはどんなひとになっていくかにもつながっていく。
店主の肥田さんも福江島に移住してきてこの地にお店を開いた。たまたまこの空き店舗を見つけたのがこの場所でお店を開くきっかけになったとのこと。
ひとてま屋の店内。以前も飲食店だった店内をそのまま活用している。店内の調度品も以前の店内にあったものやお客さんからいただいたものが多いとか。
店主の肥田さんのお母様が手掛けているという着物のリメイク商品も店内で売られている。
お昼の日替わり定食。この日は、しそチーズ塩麹ハンバーグ。夜の定食もある。他にも名古屋めしや茶碗蒸しなどのメニューがある。また、ビールやアルコールも飲める。ボトルキープもできるそうだ。
食後にコーヒーとケーキも別オーダーでいただける。ケーキも手作り。
ひとてま屋の営業時間。変更等もあるかもしれないので事前に確認されることをおすすめする。