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野崎島に住む野生の鹿

野崎島

1990年代に無人島になった五島列島の野崎島。野崎島には2018年に世界遺産に認定された潜伏キリシタン集落のひとつである旧野首教会がある。現在は400頭を超す野生の鹿が島には住む。島に上陸するとその鹿たち至るとこで出会う。

鹿は自分たちの住みかとなった島に立ち入る人間たちを監視するように見つめてくる。こちらが勝手に立ち入っているのだからそれは仕方がない。中には明らかに威嚇してくる鹿もいる。

そんな中、一頭だけ人間を恐れずに近寄ってくる鹿がいる。以前島にいた人たちに手名付けられていたらしい。その他の島で会う鹿たちはこちらを凝視した後に逃げるばかり。そんな中で逃げない鹿に出会えたのはちょっと嬉しかった。

無人島での野生動物のあり方

島を散策していると鹿のものと見られる頭蓋骨があった。鹿はこの島で生涯を終えるのだから亡骸もこの地に残る。野生の生き物の当然の在り方を無人島で見ることができる。

野崎島で出会った鹿たちを短い動画にまとめたので下記のYouTubeでご覧ください。