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五島列島に飛行機で行く方法

福江島

五島列島に旅行で行こう!そう決めたときに突き当たるのは、さて五島列島ってどうやって行くの?という疑問。そこで五島列島に飛行機で行く方法を説明しよう。

五島福江空港には長崎空港と福岡空港から

ここでは飛行機のアクセスについてだが、福江島への船でのアクセスについては「五島列島福江島に船で行くアクセス方法」をご参考に。それでは飛行機での五島列島へのアクセスについてみていこう。

まず結論から言うと飛行機で五島列島に行けるのは、福江島だけだ。中通島にも小値賀島にも飛行場はあるのだが、定期便が就航しているのは福江島の五島つばき空港のみ。

福江島と結んでいる空港は、福岡空港と長崎空港の二か所。航空会社は、ORCオリエンタルエアブリッジ。上の写真はその就航路マップ。

ちなみにオリエンタルエアブリッジはANAとコードシェア便になっているので、ANA便として予約することが可能だ。

  • オリエンタルエアブリッジ
  • ANA公式サイト
  • 運賃は、通常料金で長崎-福江が¥11,600福岡-福江が¥18,800。ここから早得などの割引運賃などが適用されるが、ベースとなる運賃を比較すると長崎発着便のほうが断然安い。飛行機での旅行では長崎を旅の起点とすると割安で五島に行けることになる。

    小型機ならではの空の旅

    オリエンタルエアブリッジで使用されている機材は、カナダ製のボンバルディア。プロペラ機のDHC-8-201型とDHC-8-400型の2種ある。小型機なので飛行機まで歩いて向かいタラップを登り搭乗する。飛行機が間近に見られるのは小型機ならでは。飛行機の迫力も感じながら搭乗できるのは楽しい。

    プロペラ機は揺れが大きい場合があるのだが、この機種は振動吸収装置を装備していてプロペラ機特有の揺れを抑えて飛行できると機内の機体説明書には書かれてある。実際乗ってみると大型機の安定感には届かないものの、耐えられないほどの揺れはない。安心して乗れるはずだ。

    座席数は、201型が39席、400型が74席。上の写真は201型の機内の様子。CA1人が同乗する。

    フライト時間が短いのでドリンクサービスはないが、キャンディーの配布や季節に応じたお菓子なども配ってくれる。この日はCAさんの手作りという世界遺産の教会巡りのガイドブックを配ってくれた。様々なさりげない心遣いがうれしい。

    搭乗時間は、長崎発着便で約30分、福岡発着便で約50分。長崎からだと正味20分程度のフライトで到着してしまう。

    福江島のシンボル鬼岳が見えてきたら、もうそこは空港の頭上。機体は空港に着陸する。

    この離着陸の様子の動画もご覧ください。

    タラップを降りたらそこはもう五島列島だ。大きく福江島の空気を吸ってみよう。きっとなにかが違うのを感じるはず。

    世界遺産登録が決まり福江島をはじめ五島列島の各島は、旅行者を暖かくおもてなししてくれる準備が整っている。あとは自分から島の雰囲気に馴染んでいけばよい。楽しい五島の旅を。