五島列島の宇久島にある明治時代に建てられた現役の灯台がある。宇久島から離れた古志岐島に建つ灯台を紹介しよう。
日清戦争直前に建てられた古志岐島灯台
古志岐島灯台は、日清戦争直前に当時の海軍省の要請で建てられた灯台。しかも着工からわずか一か月で完成させというから驚き。宇久島からも離れた位置の小島にある灯台なのに昭和53年に太陽電池化されるまでは二人が常駐していたというからさらに驚く。
宇久島の大浜海水浴場越しに見える古志岐島灯台。宇久島からははっきりと灯台の姿は見える。
長崎鼻灯台付近からの古志岐島灯台。なかなか絵にもなる古志岐島。見ていて飽きない。
古志岐島灯台の初点灯が明治27年(1894年)。現在はLED灯器を使用しているという。それにしても明治時代から役割を果たしている灯台がこんな離島にあることに感嘆するとともにその間の歴史の重みも感じさせてくれる。