五島列島福江島の珊瑚で栄えた富江町

五島列島の福江島にある富江町は珊瑚で栄えた町。富江の町にはいたるところに珊瑚がモチーフになったものがある。珊瑚の資料館や珊瑚に関する碑など富江町の珊瑚について訪ねてみた。

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富江町は珊瑚であふれている

明治19年に男女群島沖で珊瑚が見つかって以来、富江町では珊瑚細工で栄えてきた。現在はその珊瑚細工もかつてほどの勢いはみられないが、いまでも富江町は珊瑚を誇りとしている。

富江町のトレードマークは珊瑚のイラスト。町に入る標識で見ることができる。

「五島さんごの町」として観光協会もキャッチフレーズとして使っている。

富江町にある十八銀行の前には大きな珊瑚のレリーフがあり、珊瑚には人魚が微笑んでいる。富江町の商店街の中でも目立っている。富江の町を歩けば珊瑚が町の顔となっていることがよくわかる。

さんご資料館

珊瑚細工を行う事業所は少なくってしまったが、それでもまだ営業しているところはある。そのひとつが出口さんご。ここでは珊瑚細工を行う以外にさんご資料館なども公開している。

富江での珊瑚の歴史や採取方法など珊瑚の博物館としての役割も担っている。

様々な種類の珊瑚が展示されている。珊瑚は10年に1ミリほどしか成長しない。ゆえにとても貴重で高価なものになっている。

色が真っ赤で印象的な血赤さんごと呼ばれる種類。

珊瑚細工で作られたエレキギターのブローチ。値札を見れば180万円。

こちらの香炉は珊瑚の樹齢が約15000年。当然、お値段は目玉が飛び出るほどの金額。

五島彫りと呼ばれる珊瑚細工。深みがあり立体感をつけた細工が特徴。

珊瑚細工で使われる道具。歯医者で使われるような研磨機を使って細かい細工を入れていく。

小説「珊瑚」の碑

新田次郎の小説「珊瑚」の碑。新田次郎が気象庁職員だったときに富江町出身の職人に触発されて書いた小説「珊瑚」を記念して建てられたもの。只狩山展望所にある。

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