五島列島福江島にハワイと同じ溶岩流 パホイホイ

火山噴出により地層ができた福江島には、海岸にはいまだに多くの溶岩が残る。その中でもハワイで見られる溶岩流と同じ形状のものが福江島でも見ることができる。日本では珍しいその溶岩を福江島で探してみた。

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滑らかな状態で固まった溶岩がパホイホイ

溶岩のなかでも水飴のような緩く滑らかな状態で固まったものをパホイホイ溶岩と呼ぶ。これはハワイ型の溶岩流で日本ではいくつかの島嶼で見られる珍しいもの。その表面が滑らかな溶岩流のことをハワイ語でパホイホイと言う。そのパホイホイを福江島でも見ることができるのだ。

上の写真は鐙瀬溶岩海岸。鐙瀬溶岩海岸は、鬼岳から流出した溶岩を見ることができる。

海岸に見える溶岩の多くはガサガサした表面のアア溶岩だが、その中によく探すとパホイホイが見つかる。奥に見える溶岩と明らかに形状が違っているのがわかる。

溶岩が波打つていて滑らかなままこの形で何万年か経っていまここにある。そう思うと地球規模の時間経過の雄大さに翻弄されそうになってしまう。でもそこが地質を探求する楽しさでもある。

多郎島公園にもあったパホイホイ

こちらは場所が変わって多郎島公園の海岸。ここでもパホイホイを見つけることができた。パホイホイはミルクを温めて表面に幕が張ったものに息を吹きかけるとできる幕のようなものだが、まさにその形状を見せている。

多郎島海岸ではパホイホイは多く見られるそうなので探してみるのも楽しそう。多郎島公園は、さんさん富江キャンプ村沿いにある海岸。

また東京ディズニーシーにある「ミステリアスアイランド」ではこのパホイホイ溶岩が再現されているらしく、ちょっとした話題になっている。ディズニーシーに行くことがあればぜひこちらも探してみてはいかが?

五島では五島列島ジオパーク構想が立ち上がり、日本ジオパーク認定に向けて動き出している。日本ジオパークに認定されれば、パホイホイと言う言葉もさらに話題になるかもしれない。その時を楽しみにしたい。

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