五島列島にはキリシタン弾圧の跡地が教会のある場所の近くに点在する。その中のひとつが福江島にある嶽家牢屋敷跡地だ。三井楽教会近くのあまり目立たない場所にあるキリシタン弾圧跡地。三井楽教会を見学した後には併せて見ておきたい場所。
三井楽で信者を投獄した嶽家牢屋敷跡地
福江島の三井楽にある嶽家牢屋敷跡地は、明治元年に信者がいることが見つかりひとりの信者の宅地に投獄した場所だ。その跡地が保存され碑が建てられている。
嶽家牢屋敷跡は、三井楽教区の近くの奥まった目立たない場所にある。見つけにくい場所にあり、たどり着くのが不安な方は車のナビなどを利用したほうがスムースに場所が見つけられるだろう。
敷地の門には十字架がつけられている。跡地は常に開放されているようだ。
家が建っていたであろう敷地は広場になっていて、隅には碑が建てられてる。それ以外に当時を思わせるものなどはこの場所にはなかった。
信仰之碑と名付けられた碑があり弾圧の歴史があったことを静かに伝え続けている。一週間にわたり拷問を受け、さらに一か月の間、投獄され続けたとある。
信仰之碑の銘文には、投獄された方々の名前が刻まれている。この碑は1969年の建立。