五島列島福江島の島内を車で巡っていると気がつくのが、風力発電用のプロペラがよく目につくということ。至る所に風力発電のプロペラありという感じがする。さらには海の上に浮かんでいる洋上風力発電にも着手しているという。
福江島は再生可能エネルギーに着手している島
風力発電用のプロペラが福江島で多く見られるということについて少し調べてみると、五島市は再生可能エネルギーの普及に着手していることがわかった。離島は四方を海に囲まれていて海洋資源に恵まれている。その資源のひとつが風の力だ。
五島市玉之浦にあるトンネル上にある風力発電のプロペラ。
山間に建つ大きなプロペラが並んでいる姿は圧巻だ。福江島を車で巡っているとこのような風景にでくわす。
こちらは山に建つプロペラと比べると小規模の風力発電プロペラ。自家用発電用か。
道の駅の遣唐使ふるさと館にある駐車場に設置された風力発電のプロペラ。こちらは太陽光パネルとセットになっている。
そして、最も規模が大きい風力発電なのが浮体式の洋上風力発電だ。上の写真の右側の海上にプロペラが浮かんでいるのがそれ。海面からの高さは96メートル、羽根の直径は80メートルの大きさはになる。
この洋上風力発電機は現在、崎山漁港東沖合約5キロメートルの位置に浮かんでいる。この発電機での最大出力は2000キロワットで一般家庭約1800世帯をまかなう電力を起こせる。
週刊少年サンデーに連載中の漫画「第九の波濤」にもこの福江島の洋上風力発電が登場する。また今後は、この洋上風力発電機は増やす予定とのこと。ずらりと海上にこんな大きなプロペラが並んだ様子を想像するとそれもまた圧巻だろう。