五島列島福江島富江にある神社に神額に可愛い魚が描かれているところがある。他ではあまり見かけない神社に魚が刻まれているという蛭子宮を訪ねてみた。
漁の神様を祀っているから魚が描かれている!?
福江島富江にある蛭子宮の神額にはなんと魚が描かれている。鳥居に神社の名前が刻まれている板を神額と呼ぶが、通常は神社の名前だけが書かれている。そこになんと魚が刻まれているという。
こちらがその魚が描かれているという蛭子宮の鳥居。一見通常の神社の鳥居となんら変化はないように見える。
この鳥居の神額をよく見てみると、なんと魚が描かれている。しかも可愛いイラストのようなタッチだ。じつは蛭子宮は漁の神様を祀っている神社。そのために魚が神額にも描かれていると思われる。それにしても可愛い魚だ。
鳥居をくぐって蛭子宮の拝殿を見たところ。小さなお宮さんなので派手な装飾などはない拝殿。鳥居がなければ民家とも見間違えるような造り。
ここの拝殿の扉は施錠されていてお賽銭は扉に作られた穴からいれてパイプをつたってお賽銭入れに入るシステムになっていた。なかなかユニークな作りだ。ちなみにお賽銭は500円玉でも余裕で入れられるだけの直径で作られていた。