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五島列島福江島の五島牛乳の出来るまでを見学

福江島

五島列島福江島で作られている五島牛乳。五島でしか飲めない牛乳だ。その五島牛乳の製造工程を見学させてもらった。五島牛乳ができるまでのレポート。

五島牛乳の濃くて甘い味ができるまで

当サイトではこれまで五島牛乳の紙パックを使って様々なグッズを作ってきた。「名刺入れ」に始まり、「パスケース」を作り、そして「ペンケース」というラインナップが出来上がった。

なぜ五島牛乳にこだわってグッズ作りまでに至ったかといえば単純に好きだからという以外に理由はない。島外民である筆者は、漫画「ばらかもん」で五島牛乳のことを知ったのが最初。そして五島に来て最初に五島牛乳を飲んだ味が忘れられなかった。お世辞抜きに一般で売られている牛乳がこんなに濃くて甘味がするものは他では飲んだことがない。それ以来、五島に来たら五島牛乳は欠かさず飲んでいるし、五島から帰るときは保冷バッグに五島牛乳を入れて持ち帰っている。

そこまでして持って帰る牛乳なので紙パックもしばらく保管しておいた。その紙パックもなにか活用できないかと考えた結果がこれまで作ったグッズという流れなのだ。

そんな五島牛乳、できれば作られている現場も見られるならぜひ見てみたいとお願いしたところ見学させてもらえることになった。

工場に入るとすぐに大きなタンクがある。このタンクに搾乳された牛乳が入れられ殺菌などの工程を経ていく。

工場内にはミルクタンクが置かれていた。これを見て牛乳を作る場にいることを実感し妙にテンションも上がる。

殺菌されて冷やした牛乳は早速紙パックに充填されていく。ここは機械で自動化されている。ガラス越しにその充填シーンを見ることができた。

充填される前の紙パック。いつもは使用済みのものを使ってグッズを作っているので妙に紙パックを見て興奮してしまう。

こちらは500mlの容器の充填シーン。容器のサイズによって機械の紙パックの扱いも多少違うようだ。

牛乳を充填し日付を刻印され密封完了した牛乳パックが出てきた。これで五島牛乳が完成だ。

出来上がった牛乳パックはカートンに詰められて、スーパーなど販売先へと配達される。

今回の見学を快く応じていただいた佐々木工場長。丁寧に製作工程についても解説していただけた。どうしてこんなに甘味のある味なのかと尋ねてみたが、特別なことをしてないそうだ。もともとの牛乳の味がそうなのかもしれない。

離島で作られる牛乳なので流通に時間がかかることなどから、五島牛乳は五島市のみで販売されている。しかし、それは五島に来たときにだけ飲める貴重な現地の牛乳というちょっとしたプレミア感に変わることだってある。実際に筆者にとっては五島に行かないと飲めない牛乳だからこそいいと思っている。そしてこれからも五島の味である五島牛乳を作り続けていってほしいと願うばかりだ。

ぜひこれから五島の福江島に行かれる方には、現地で五島牛乳を味わってみてほしい。福江島のスーパーやコンビニで売られている。福江島でしか味わえない五島牛乳をぜひ!!