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五島列島福江島の絶景ナンバーワンポイント大瀬崎灯台

福江島

五島列島福江島に行ったなら絶対に訪問しておきたい場所はとの質問に、多くの人が挙げる場所が大瀬崎灯台だ。福江島の西端の断崖に建てられた灯台は絶景ポイント。多くの映画のロケ地にもなっていて福江島観光では欠かせない場所だ。

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断崖の端に建つ大瀬崎灯台

大瀬崎灯台は、1876年(明治9年)に着工され、初めて灯台に点灯されたのが1879年(明治12年)。それ以来、激動の歴史を乗り越えて現在の灯台として海の道しるべとなる明かりを灯し続けている。

大瀬崎灯台のビューポイント。木製の観覧用デッキが作られていてここから大瀬崎灯台を眺められる。柵もあるので断崖にある灯台も安全に鑑賞することができる。

大瀬崎灯台は、映画のロケ地にも使われている。有名なのが映画「悪人」の舞台になっている。主人公となっている二人が大瀬崎灯台で繰り広げるシーンは、この映画のクライマックスにもなっている。映画を見てから大瀬崎灯台に訪れるのもいいかもしれない。

大瀬崎灯台は、第二次大戦時に船で戦場へと出兵した兵士が日本最後の地として見収めた場所でもある。その兵士たちを慰霊するために、展望所には「祈りの女神」像が建てられている。この像は、長崎平和公園の平和記念像を製作した彫刻家でもある北村西望の作。

また大戦時には米軍の潜水艦からの砲弾を大瀬崎灯台が被弾している。しかし、全壊はまぬがれている。

福江島の西端に位置する大瀬崎灯台はサンセットビューポイントでもある。日没の時間に合わせて大瀬崎灯台を訪問すれば天候次第できれいな夕焼けに映える大瀬崎灯台が鑑賞できる。

また灯台にも歩いて行くことができる。ただし、駐車場から険しいアップダウンのある道を40分程度歩くのでしっかりと歩けるシューズなどを用意して向かうのがおすすめ。