五島列島の最古の神社と言われているのが福江島にある五社神社。この五社神社にある鳥居は筥崎鳥居とも呼ばれていると言う。五島に古くからある五社神社を訪ねてみた。
五島最古の神社の鳥居は八幡型
持統天皇9年(695年)に仮宮を大津に建てたところから続く神社。江戸時代初めに五社宮となり明治になってから五社神社となり現在に至っている。
「五社宮」書かれた神額。五社神社になる以前の江戸時代に掲げられたものということがわかる。
五社神社の鳥居は八幡鳥居と言われる形式のもの。五島盛利の時代に一度この神社を八幡宮にしたことがあり、その影響があるのかもしれない。また福岡の筥崎神社の鳥居に似ていることから筥崎鳥居と呼ばれている。
五社神社の拝殿。創建当時からある鏡などの宝物が祀られている。
神輿が陳列されていた。