五島列島の各島にいくと巨大なアコウの木が目につく。宇久島も例外ではなく巨大なアコウの木が島の観光スポットのひとつとして紹介されている。樹齢も数百年と言われるアコウの木は見るものを圧倒する。
本体がわからないほど大きな幹のアコウ
アコウの木は育つと根が延々と周囲に伸びていきまさに生き物のような状態にまでなっていく。宇久島のアコウの木はまさに大きく育った巨大生物のようにも見える代物だ。
緑の葉をつけて脈々と生きている姿を示しているアコウの木。樹齢数百年と言われているが数百というあいまいな表記をされているのは、正確な年数はわからないがとにかくそれくらいは生きている古い木ということだ。
幹回りは最大で約16メートル以上あるという。一体どこの部分が幹なのやらわからないほど大きくなっている。しかもまだ成長しているそうだ。
巨木からはパワーをもらえると最近では木に触れることもよくされている。このアコウの木の中央部分にはミツバチの巣があるらしく無数のミツバチが出入りしていた。ミツバチを脅かすようなことをしなければ刺されることはないだろうが、近寄る際は気を付けたほうがいいかもしれない。
佐世保市の天然記念物にも指定されているそうだ。この看板によると長崎県で最も大きいアコウとされている。一見の価値は絶対あるので宇久島に来た際には足を伸ばすことをお勧めする。