五島列島宇久島の2つの資料館 宇久島資料館・浜方ふれあい館

初めて訪れる地では博物館や資料館は旅人にはその地の情報を教えてくれる貴重な施設だ。五島列島の宇久島には2つの資料館がある。宇久島の規模にしたら2つも資料館があるといってもいいかもしれない。その資料館を紹介しよう。

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佐世保市宇久島資料館

宇久島は佐世保市の島。その佐世保市が運営しているのが宇久島資料館だ。宇久島で発掘された歴史的資料はここで見ることができる。

宇久島資料館は宇久平港から徒歩で5分ほどの宇久島の集落の中心地にある。通常開館しているのは土日祝日で平日に観覧したい場合は、宇久地区公民館に電話で申し込めば入館できる。宇久地区公民館 0959-57-2607

資料館に入ると出土された埴輪が出迎えてくれる。宇久島には長崎鼻遺跡、城ヶ岳平子遺跡、宇久松原遺跡などいくつも遺跡が確認されている。

宇久島での生活に使われた民具などが展示されている。

出土された約200年前の筑前博多人形。北九州との交流が盛んだったことがうかがえる出土品。柔らかな人形の表情を見てなごんでいると200年という時代をタイムスリップして当時の人たちと同じ感情を共有しているような気持ちにもなってくる。

平家凧。宇久島は平家盛が壇ノ浦の戦いで敗れた後にたどりついて収めた地として語り継がれている。その伝え通り、島では様々な種類の平家凧が作られている。そのうちのいくつかが展示されている。

宇久島資料館の隣にある石垣の地は、宇久氏7代が住んだ館の跡地。資料館を見終わった後にも見学したい。

浜方ふれあい館

浜方ふれあい館は、缶詰工場の跡地を利用して宇久島の主に捕鯨文化の資料を展示とみやげ物の販売、休憩所も兼ねている施設。こちらは個人で運営されている資料館で週末の土日に開館している。

缶詰工場と浜方ふれあい館についての解説プレート。

黒が基調の外壁は目を引く。宇久島での記念撮影の背景にもおすすめのフォトスポットだ。

大漁旗など一歩入ると漁師の世界に引き込まれる。

クジラと捕鯨についての資料がここでは見ることができる。

宇久島で出土されたクジラの骨。捕鯨基地であった宇久島ではかつてはたくさんのクジラが入ってきて解体されていた。宇久島には捕鯨で栄えた時代があり、捕鯨の文化を知ることができる地でもある。ここの資料を見学することで日本の食文化のひとつである捕鯨について興味を持つきっかけにもなるかもしれない。

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