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五島列島福江島 遣唐使船が水を汲んだ ふぜん川

福江島

五島列島福江島にその昔、遣唐使船が福江島にやってきたときに水を汲んだといわれる井戸がある。その地に行ってみるとそこには意外なものが紹介されていた。その意外なものとは・・・

ふーちゃんのいるふぜん川は福江島のパラダイスか?

遣唐使は日本が唐に派遣していた使節団のこと。五島列島は遣唐使の南路ルートになっていて遣唐使に関する遺跡も多い。そのひとつがここのふぜん川だ。

遣唐使関連の場所ということで少し身構えていたのだが、ふぜん川の現地についてみるとなんなくラフな雰囲気。というかここはうどんののぼりも立っていて「さぁいらっしゃい」というどこかお店の入り口感が漂っている。しかも「ふぜん川のふーちゃん」なるキャラクターもいるらしい。ここは遣唐使よりもふーちゃん推しらしい。

横にはうなぎの守護神の祠。ふーちゃんもうなぎだそうで、どうもうなぎが売りの川みたいだ。

そしてふーちゃんの看板の裏には、「うなぎ貸竿」の立て看板。ここでふーちゃんを釣っていいのか?ふーちゃんが釣れてしまったらこの看板のふーちゃんはどうなるのか?もやもやとした気持ちがいっぱいになる。

この看板の地から少し歩いてふぜん川にやってくるとさらにこんな看板が見えてくる。ここはなにかと看板でのアピール度が高い。

それは、ふーちゃんからのメッセージだった。「ふーちゃん」と呼ぶとふーちゃんには聞こえるらしい。ただ、聞こえるだけで姿を見せるとは書かれてない。

ふぜん川と書いているが、遣唐使船ではこの井戸から水を汲んだようだ。この井戸からは水がいまでも湧き出ているのこと。この井戸を見に来たのだが、ここまで意識にあるのは「ふーちゃん」一色。

そして看板にも呼び掛けてみてと書かれているので、お約束として「ふーちゃん」と声を掛けてみるがなんの反応もない。貸竿での釣りもここでするのだろうか。ふーちゃんが釣れてしまったらどうしたらいいのだろう。そんなことばかりが気になってしまう。

それよりもここまで看板等にはまったく遣唐使については触れてないのだが・・。ここは探偵ナイトスクープで言うところの「パラダイス」的なスポット感がする場所だった。