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五島列島のゆるキャラ全員集合 !

福江島

日本全国ゆるキャラブームが蔓延し、そのブームも下火になってきているが五島列島もしっかりゆるキャラブームには乗っている。そこで五島列島の各島で見つけたゆるキャラたちをまとめてみた。題して「五島列島のゆるキャラ全員集合 !」。ただし、「全員」とはいってもすべての五島のゆるキャラを網羅はしておりませんのでその点はご了承ください。

小値賀のゆるキャラは本当にゆるかった!

まずはトップバッターに小値賀町のゆるキャラを紹介しよう。小値賀は「おぢか」の発音にかけてまた野崎島には野生の鹿が生息していることなどから鹿をキャラクターにしている。

その小値賀のゆるキャラがこちら。左が「ちかまる」くん、鹿の着ぐるみを着た男の子。「おぢか」の「ちか」をとって「ちかまる」が名前の由来。右が「はな」ちゃん、女の子。花のような笑顔を島いっぱいに咲かせようというのが名前の由来。どちらもかわいいキャラクター。

こちらはちかまるのポスター。元のイメージデザインなのか、少しアニメチックな表情だ。こちらも悪くない。

小値賀港ターミナルで見つけたちかまるのキーホルダー。なんとすべての表情が違う出来映え。ポスターのちかまるに似ているようでそうでないものや・・でも本来のゆるキャラはこういうものではないかとこのときにハッと気がついた。きっとゆるキャラを名付け親であるみうらじゅんも「これこそがゆるキャラのあるべき姿なんですっ」と言うのではないだろうか。(このキーホルダー、購入しました)

小値賀のゆるキャラは本当にゆるかった。

小値賀町 ちかまる君の部屋

新上五島町のゆるキャラはなかなかお目に掛かれない!?

中通島の有川でもゆるキャラはいるかと探してみたが、これがなかなかお目に掛かれない。みやげ物店でもキャラクター商品を見つけることができなかった。新上五島町としてはあまり積極的にゆるキャラ推しをしていないのかもしれない。そんななか島で撮影した写真を整理していて背景にゆるキャラが写っていた部分があったのでトリミングしてみた。

左が「あミ~ご」ネコのキャラクター。ゆるキャラグランプリにある解説を引用すると「上五島の名産「あご(飛魚)」を頭にのせた三毛猫。「かみごとう」をローマ字で「K(amigo)to」。Amigoはスペイン語で「友達」、あミ~ごを分解すると「あご」と「ミ~(猫の鳴き声)」となります。」とのこと。なかなか深い設定になっている。

右が「みことちゃん」。こちらの名前の由来は「(しんか)みごと(う)→みことちゃん
無形民俗文化財である「上五島神楽」の獅子舞をモチーフに、手には島の花「椿」を持ち、服には「観光名所」を盛り込んでいます。」とのことだ。

有川でようやく見つけられたのがこの顔はめパネル。世界遺産の頭ヶ島教会を背景にしたパネルだ。ひとつ残念なのは、キャラクターの名前がパネルに書かれていないこと。ここに名前があれば記念撮影をしたひともなんのキャラクターかわかるし、写真からPRにもなるはず。

中通島の有川周辺はややゆるキャラに対する温度は低かった。

五島市は万全の3つのキャラクター体制!

五島市は3つのキャラクターを持っている。しかもそれぞれまったく趣の異なるキャラクターを用意している。イベントの趣向に合わせたキャラクターの登場をさせることもできる。なかなか抜け目のない体制だ。

五島市のキャラクター、左からつばきねこ、バラモンちゃん、ごとりん。それぞれを公式サイトから引用するとつばきねこは「性別はヒミツ。五島市出身で、現在3歳。尻尾が曲がっているのが特徴。好きな食べ物は、うどんとカンコロ餅。ビニール袋をガサガサするのが大好き。」、バラモンちゃん「五島の古くから伝わる大凧「バラモン凧」がモチーフです。」、ごとりん「五島市の花木「ヤブツバキ」を頭に載せ、歴史的価値の高い五島市の「教会群」にちなんだベールをかぶっています。青いステンドグラスのようなベールの裾は、五島の美しい海を表しています。」といった紹介がされている。

この中でもエース格なのがつばきねこ。五島市のいたるところでつばきねこのイラストを見ることができる。着ぐるみのつばきねこもいるので運がよければイベントなどでお目にかかれるかもしれない。

こちらは椿の種で作られたつばきねこ。

つばきねこのキャラクターグッズも豊富ある。正面から見ると少し吊り目のつばきねこだが、ぬいぐるみを下から見ると優しく笑っているような表情にも見える。

五島列島のそれぞれのゆるキャラ、お気に入りのものをぜひご愛顧ください。