五島列島小値賀島の自然が創った玉石様 ポットボール

五島列島小値賀島の真横にある斑島には自然が創り出した不思議な石がある。岩の割れ目にある石が波によって回り続けてボールのようになっている。いまでは御神体としても祀られている島の天然記念物だ。

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ポットボールは地元でも玉石様

五島列島のガイドブックで小値賀島のページを開くと「ポットボール」と書かれた項目に気がつく。一見したところではどんなものなのかは想像もつかない。解説を読んでみるとどうも天然記念物らしい。小値賀で見ておくべきもののひとつには違いないので早速現場に行ってみた。

小値賀島から橋でつながっている斑島に玉石様はある。斑島の玉石鼻がその場所。着いてみると、玉石様についての解説板が建っていた。やはりポットボールという名称らしい。

玉石鼻の岡の上には鳥居がポツンと立っている。ポットボールというカタカナの名称は真逆に神社の鳥居があるのに少し違和感を感じた。鳥居の神板を見ると「玉石大明神」とある。つまり御神体としても祀っているわけだ。だから地元の人たちは「玉石様」と呼ぶのだろう。

鳥居を超えていくと岩場になっていく。その近くにまず国指定天然記念物を示す碑が見えてくる。ポットボールは、天然記念物に指定されている。

ポットボールまでは道が舗装されていて矢印もしめされているのだが、黒い玄武岩の溶岩の岩肌がとても不気味に見える。なんとなく水木しげるの漫画に出てくる雰囲気の世界に入り込んだような感じだ。

そしてようやく玉石様があるという穴らしきところにたどり着いた。すぐ後ろはもう海だ。足場を確かめて穴を覗いてみる。

こちらがポットボールと呼ばれる玉石様。約600年かけて波の力で玉のような形になったそうだ。自然崇拝する私たち日本人には御神体とするのは理解できる。しかし、小さな穴の奥にあるものを覗くというのは秘部を覗き見ているような感じがしないでもない。御神体にしっかり手を合わせておいた。

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